リョーリフ博物館:スヴャトスラフ•リョーリフのホール

10月23日にスヴャトスラフ • リョーリフの誕生日の記念日です🙂
 
博物館について一般情報とバーチャルツアーの入口やツアーの巡り方がリンク であります。
 
   このホールは、エレーナとニコライの末息子、スヴャトスラフ・リョーリフのために存在する。彼は当博物館の創設者であり、偉大な芸術家、思想家、そして公人であった。
「この世の全ての美の言霊を、一人ひとりの心と家に伝えよう。美の追求が日々の祈りになるように・・・。」とスヴャトスラフは発言した。  
 スヴャトスラフ•リョーリフは、美の神使であった。彼の絵画は、驚くべきほどに洗練されており、その美しさが際立っている。彼の絵画に登場する主人公は、その内なる豊かさで人々を魅了している。
 ホールでは、チベットのラマや隠者の肖像画、一般的なインド人や各国の女性の肖像画などが展示されている。その中でも、彼の父、ニコライ•リョーリフの肖像画(30作品以上が描かれていた)はスヴャトスラフの作品の中でも特別な位置を占めている。このユニークなシリーズは、偉大な父親についての偉大な息子からの叙事詩と呼ばれている。
 インドの村の生活を描いた「耕す」という絵は、哲学的な例え話として認識されてる。インドの美しさによって洗練され達観した画家、スヴャトスラフが、この素晴らしいインドという国に多くの芸術的絵画を贈った。
 「パールブルーの山々」は、柔らかな光で煌めき、「二峰の山、ゲパング」は、明るく対照的な色彩によって描かれている。そして、「ゲサール・カーンのサーガ」では、世界や人々の美しさが謳われている。
 スヴャトスラフ•リョーリフは「キリスト様と弟子」と名付けられた絵画で、精神的な導きを表現している。このテーマは教師についての作品だったため、スヴャトスラフ自身の精神状態に特に近いものであった。
 スヴャトスラフの両親は、彼にとって最高の教師だった。彼は両親の同志であり、一族の全ての活動に参加していたことから、人道的で深遠な哲学的アイデアを実現出来るようになった。そして、もしスヴャトスラフが存在しなければ、今日博物館に展示されているリョーリフ族の遺産をここまで完全に知ることは出来なかったと自信を持って言えるのだろう。
自分の「カルマ•ドルジェ」という絵画の隣に
スヴャトスラフ•リョーリフ、1930
 
 

 

ロシア語からの翻訳者:

オレクサンドル・チスチャコフ

翻訳補助:

加藤 はる花

2021-22
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ホールの展覧品の描きの纏め:
 
 
 
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