スヴャトスラフ・リョーリフ 『咲き誇る木』

この作品はそのホールの作品です。
 
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スヴャトスラフ・リョーリフ 『咲き誇る木』

1955年

45,5 х 30,6 cm

キャンバス上のテンペラ画

    

この作品、『咲き誇る木』中央部分は、山の斜面に囲まれた貯水池のようなものを背景に描かれた岸辺の薔薇の木が占めている。山の斜面の黄土色の色彩が、緑がかった黄色い水面とは異なるコントラストを生み出している。

 

スヴャトスラフ・リョーリフの作品では、

 

「...自然界では、様々な色の光の放射が煌めく塊として現れ、それらすべての色合いによって色彩が生まれています。葉や花、丘の斜面など、ここではほとんど識別されておらず、形としては描かれませんでしたが、様々な色彩の層の異なる性質を利用するという並外れた創意工夫によって、それらが詳細に描き出されています。

このように、色と光の環境の戯れ、光と色の塊の動き、それらの永遠の変化の可能性がこの作品の題材の中心となっています。豊かな表現力を持つこの絵は、風景全体に燐光の輝きと透明感、機動性を与えており、それはまるで、目に見えない太陽風が自然の元素の塊を動かし、高揚した新鮮さと万物を再生させる春の永遠の揺れで自然の力を満たしているかのようです。」

 

 

 

ロシア語からの翻訳者:

オレクサンドル・チスチャコフ

翻訳補助:

加藤 はる花

2021-22

 

 

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