ニコライ・リョーリフ。 『シェカール・ゾン』

この作品はそのホールの作品です。

 

リョーリフ博物館:中央アジア遠征のホール

 
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『シェカール・ゾン』

1928年

81,5 х 148,5 cm

キャンバス上のテンペラ画

 

 

絵画『シェカール・ゾン』は、中央アジア遠征(1924-1928)終了直後に制作された。  <br>

 

シェカール・ゾン(チベット語:シェカール「白い水晶」、ゾン(tsong)「要塞」)は、インドの国境付近に位置するカンティセ山脈の小さなチベットの都市である。

 

中央アジア遠征隊は1928年5月6日から9日までシェカール・ゾンに滞在し、キャラバンの動物の交換や食料の備蓄を行った。

 

「シェカール・ゾンは、古代からの場所の一つです。」

 

とニコライ・リョーリフは発言した。

 

「チベット人が勇敢な鷲であった頃、彼らは非常に険しい崖を飛び越え、急な斜面に守られた寺院を作ることを恐れませんでした。塔、通路、寺院の一式です。しかし今、現在のチベット人は谷に下りてきました。首長はもはや高部に位置する城には住まず、下部で群がり、残酷な強奪を行い人々を略奪しています。チベットの古いゾンは、遠くから眺めるときのみ魅力的です。」

 

ユリー・リョーリフによると、シェカールはチベットで最も美しい場所の一つである。

 

「ゾン(tsong)自体は岩だらけのロッキークレストにあり、その下にはいくつかのラマイスト僧院があります。シェカールの街は麓に広がり、泥水が流れる小さな川によって分断されています。」

 

この作品では、薄紫色の空と灰白色の雲を背景に茶褐色の山脈がその大部分に描かれ、その斜面や麓にはシェカール・ゾンの建物を見ることができる。

 

 

 

ロシア語からの翻訳者:

オレクサンドル・チスチャコフ

翻訳補助:

加藤 はる花

2021-22

 

 

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