リョーリフ博物館:ロシアホール
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ロシアホールの壁には、木彫りのレースがあり、古代の伝統や伝説の魔法の世界が生き生きと表現されている。ニコライ•リョーリフの幻想的な装飾模様のデザインのアイデアは、演劇作品の舞台装飾を参考にしたものであり、以下の二つの作品の中でも確認することが出来る。
このホールは我々を「原始宗教のルーシ」
(ルーシ:ロシアの元となった古代の国)と「キリスト教のルーシ」という、ロシアの歴史上最も偉大な二つの時代に導く。リョーリフ自身も自らの作品や活動に影響され、歴史家や考古学者や芸術家としての地位をも築いた。
彼はロシア中を何度も旅し、歴史と文化を研究し、世界に対するロシアの影響力の起源を明らかにするよう務めた。ここでは写真を通して、ニコライとエレーナの古代ロシアの都市等への初の旅行の様子を見ることが出来る。
この時ニコライは、ロシアとインドの文化の起源が同一であると閃いた。この仮説に対して、彼は後の中央アジア遠征にて、科学的証拠を見つけ出した。
ロシアの土地のイメージは、ニコライ・リョーリフのすべての作品において滲み出ている。ホールには、当時のニコライが様々な国で描いた作品が展示されている。
「敵の怒りは神聖な都市の存在そのものである」という作品は、戦争が近づいていることを予感しつつ、1912年にロシアにて描かれた。
有名なシリーズ「Sancta」(聖人達)は、アメリカで1922年に描かれた。「ラドネジスキィ・セルギイ聖人」や、「スラブランド」などの作品は彼がインドで描いたものであり、そのすべての作品にニコライの祖国への深い愛と、高い信仰心が滲み出ている。
ロシア語からの翻訳者:
オレクサンドル・チスチャコフ
翻訳補助:
加藤 はる花
2021-22年
ホールの展覧品の描きの纏め:
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